教会の歩み

History of Okayama Church

岡山教会は1880 年10 月13 日(明治13 年)に誕生し、今年で創立143年を数えます。
アメリカの宣教団体「アメリカンボード」から派遣された宣教師たちと、
新島襄が創設した同志社に連なる人たちの尽力によって、会衆派の教会としてスタートしました。

*会衆はCongregation の訳語。信徒中心の直接民主制によって教会を運営すること、
個々人の主体的信仰を尊重して教理や信条で信徒を拘束しないプロテスタント教会を会衆派と呼びます。

最初期の牧師

初代牧師 金森 通倫(かなもり みちとも)
明治13〜19年在任

1857〜1945 新島襄の後継者と目されて同志社総長代理も務めるが、その後、伝道界を離れた。

二代目牧師 安部 磯雄(あべ いそお)
明治19〜30年在任

1865〜1949 牧師退任後、早稲田大学教授として野球部を創設。日本社会主義運動の先駆者。衆議院議員も務めた。

草創期の信徒たち

石井 十次(いしい じゅうじ)

1865〜1914 岡山孤児院の創設者で「岡山の聖人」と呼ばれた。

上代 淑(かじろ よし)

1871〜1959 半世紀に亘って山陽高等女学校の校長を務め、女子教育に貢献。