教会の一年

A Year in the Church

日常生活のリズムがカレンダーによって組み立てられているように
教会の働きも「教会暦」と呼ばれるカレンダーに沿って営まれています。

教会の一年

教会暦は「時の巡礼」と呼ばれることがあります。
イエスが歩んだ踏み跡をたどる信仰の業という性格を持っているからです。教会暦は、三つの大きな出来事を中心に構成されています。
冬の降誕日(クリスマス)、春の復活日(イースター)、初夏の聖霊降臨日(ペンテコステ)の三大祝日がそれです。教会暦の一年はクリスマスを待ち望む待降節(アドベント)から始まり、クリスマスからレント(受難節)、十字架に死んだイエスが蘇るイースター、復活のイエスから送られる命の息吹を受けて教会が誕生したペンテコステの出来事を経て、ふたたび待降節(アドベント)を迎えるというサイクルを繰り返します。